2008年07月27日

流れ行く者 守り人短編集 上橋菜穂子

王の奸計により父を殺された少女バルサと暗殺者の魔の手から親友の娘バルサを救ったがゆえに反逆者の汚名を着ることになったジグロ。ふたりは故国を捨て酒場や隊商の用心棒をしながら執拗な追ってをかわし流れあるく。その時々にであった人々もまたそれぞれに過去を持つ流れ行く者たちであった。番外編にあたる守り人短編集。

4月発行の本を、こんなに早く読めるとは…感激!(^o^)
(図書館)

短編集で、子供の頃のバルサとタンダが…。

・浮き籾
オンザ=ひげのおんちゃんが、かわいそう(。>0<。)
呪いとか、たたりとか…。
結局、呪いだ、たたりだって、こんなものなのかもね。

タンダのお母さんの、脛当てにグッ。
祖父も、ほめてくれたし…。

でも、飾り帯っていったい…。
ただ単に行きづらくてって事?

やっと買えて持ってきたんだろうけど(だからボロボロガリガリで死んだ?)、おばあちゃんがもらっても…ねー…。


・ラフラ(賭事師)
長い年月ススット(サイコロとばく)をしていた氏族長ターカヌとラフラのアズノ。

最後の勝負での贈り物に、涙(。>0<。)
本当に、そこまで考えてくれるなんてねぇ〜。
銀貨って、どれ位の価値なんだろう…。


・流れ行く者
まず、バルサー、医術師にだまされんなぁー。
現代にもある、典型的な詐欺じゃないのか〜?

病の後、トッツアル(酒)の隊商の護衛師になるんだけど、あの、くそ隊商頭〜〜〜!!!(`へ´メ)
(安全な場所で、キャンキャン吠えてる飼い犬のようだ)
あえて言わせてもらえれば、こいつがいなければ、スマルも…と思うよ。

ジグロの指先の震えが、映画みたい!
そして、悲鳴をあげているバルサを、必死に抱きしめる姿にも。
誰か、映画化!!!(^o^)


・寒のふるまい
素敵!な習慣!
そして、帰ってきました!

流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド 36) (偕成社ワンダーランド 36)
上橋 菜穂子
偕成社
売り上げランキング: 4972
おすすめ度の平均: 5.0
5 バルサの子ども時代に触れられます。
5 1ページめくるともう物語の中に引き込まれてしまいます。
5 圧倒的な描写力!!
4 少年少女時代
5 幼い頃の物語
タグ:守り人 短編
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2007年10月24日

獣の奏者 闘蛇編 王獣編 上橋菜穂子

上橋菜穂子待望の長編ファンタジー
けっして人に馴れず、また馴らしてもいけない獣とともに生きる、宿命の少女・エリン。
母が指笛を吹き鳴らしたとたん、奇跡が起こった。だが、その奇跡を、母は「大罪」と呼んだ……。
獣ノ医術師の母と暮らす少女、エリン。
ある日、戦闘用の獣である闘蛇が何頭も一度に死に、その責任を問われた母は処刑されてしまう。
孤児となったエリンは蜂飼いのジョウンに助けられて暮らすうちに、山中で天を翔ける王獣と出合う。
その姿に魅了され、王獣の医術師になろうと決心するエリンだったが、そのことが、やがて、王国の運命を左右する立場にエリンを立たせることに……。

王国の陰謀に果敢に立ち向かう少女・エリン。
獣を操る技を身につけた彼女が選んだ未来とは?
「王獣は、けっして人に馴れることはない。甘い幻想を抱いて近づきすぎれば、爪で引き裂かれて死ぬことになる」師匠にそう言われても、エリンは、王獣を恐怖で支配することを拒む。
はたして人と獣がともに生きる道はあるのか?
傷ついた王獣の子、リランを救いたい一心で、王獣を操る術を見つけてしまったエリンに、学舎の人々は驚愕する。
しかし、王獣は「けっして馴らしてはいけない獣」であった。
その理由を、エリンはやがて、身をもって知ることになる……。
王国の命運をかけた争いに巻きこまれていくエリン。
人と獣との間にかけられた橋が導く、絶望と希望とは?


獣の奏者 I 闘蛇編
獣の奏者 I 闘蛇編
posted with amazlet on 07.10.23
上橋 菜穂子
講談社 (2006/11/21)
売り上げランキング: 4993
おすすめ度の平均: 5.0
5 完璧じゃない主人公
5 久々にすごいファンタジーを読みました!!
5 この本は、凄い!


獣の奏者 II 王獣編
獣の奏者 II 王獣編
posted with amazlet on 07.10.23
上橋 菜穂子
講談社 (2006/11/21)
売り上げランキング: 3921
おすすめ度の平均: 4.5
4 終わり方が…
5 ファンタジーの枠を超える傑作
4 結末の行方



すげぇー!!また新しい世界が。

霧の民が隠しているのは、何なのか?
エリンは、どうなっていくのか?

と読み進めると、

すごい!すごいぞ!真実は!

霧の民から知ったことを、若き真王に伝えるエリン。

なるほどー。
それで王獣規範が作られて、霧の民はこんな生活を。

しかし、真王(ヨジェ)に真相が伝わっていなかったのに、びっくり!
こんな大事なことなのに。
口伝だったのかな?
大きな事故で急に2人も死んだからなのだろうけど、これだけの秘密(国の根幹)を。

そして、やっぱりの黒幕。
しかし、結果的には彼の動きによって、新しい国が、本当に新しく作っていけるようになったという事もあるのよね。
大公の長男シュナンが、かしこくてよかったー。

獣との付き合い方を悩みつづけるエリンだけど、ラストのリランの行動に涙涙。
動物好きには、たまりません。

ただし、あのラストは、ちょっとーな、という気もする。
蜂飼いジョウンや、王獣リランにアルやエク。
魅力的な登場人物が、一杯。

エリンと、堅き盾イアルはどうなるの?
(というか、学校に残ったトムラって、どうしていたのでしょう?)
国のその後も気になります。
だからこそ、エピローグで語ってくれてたらー。

しかし、守り人シリーズと同じで、信仰が根幹の国が負けますねー。(^o^)


闘蛇(へび)と王獣(ライオン=犬)の戦いは、八犬伝?かと思っちゃいました。
西洋と東洋でも、同じなのかな?
タグ: 闘蛇 王獣
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2007年08月09日

天と地の守り人 第3部 上橋菜穂子

天と地の守り人 第3部 (3)
上橋 菜穂子 二木 真希子
偕成社 (2007/02)
売り上げランキング: 2634
おすすめ度の平均: 4.0
5 見事な終幕!
3 天と地の旅人
5 長編アジアン・ハイファンタジー、終結。


うわぁー、終わっちまったー。
終わっちまっただよー。

残念だ、本当に残念だ。
もう見られなくなるとは。

うーむ、うーむ。
タルシュの皇帝争いも、もっと見たかった。
ヒュウゴは、どうなった!
新ヨゴの再建も、もっと語って欲しかった。

いやー、でも惜しいな。
別に続けてもいいんでないかい、守り人・旅人シリーズ。
守り人の主役バルサは少々年のせいか無理があるかもだけど、チャグムの旅人シリーズは、帝になってからだって。
今後は帝として、隣国に行ったりするだろうし。

シュガ・チャグム・ルィン・ジン(好き。チャグムの枕もとで泣いた時には、隣国幹部同様、私ももらい泣き。読者はみんな同じ気持ちだもんね。こんなに大変な不可能と思われる旅をして、助けに戻ってきたのに、この仕打ち)、タルシュのヒュウゴを主役の新シリーズでも。(^o^)

国が安定してしまえば、サンガルの海賊の皆にも、再会して欲しい!

一杯書けるじゃないですかー!


神の子の国とか、長く戦争を体験していない国とか、もう読むほどに、日本だよ!って気がしないでもないので、大敗する所は心が痛い。
日本も、戦争したら、きっとこうなんだろうな。

チャグムの父も、立派なんだか、立派じゃないんだか。
あの環境を思えば、仕方のないことかも。
ジンへの処遇には、ホロッとしたけど。
悪い人じゃないんだよなー。

しかーし、あの男、ラドウは許すまじ。
皇帝をそそのかして、チャグムを罠に追い詰め、間違った戦略で戦争を続け、最後はチャグム暗殺だとー。
このアホオヤジー!!!!

それにしても、このバカ親父がいなければ、帝の行動も少しは変わっていたのかも。
頼むから、妾作る時は、その女の血縁者も見てくれよー、一国の主はよ。


もう守り人・旅人シリーズで、ロタもカンバルもサンガルもタルシュも、もちろん新ヨゴも気になるし、チャグムが帝としてこれからどう生きていくのか。

あまり語られなかったタルシュの中のヨゴ国の事も知りたいし。

まだまだ、読みたいーー!!
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2007年07月22日

天と地の守り人 第2部 上橋菜穂子

天と地の守り人 第2部 (2)
上橋 菜穂子 二木 真希子
偕成社 (2007/01)
売り上げランキング: 868
おすすめ度の平均: 4.0
2 カンバル王国・ロタ王国同盟なるか
5 前著を受けて
4 またも傷だらけのバルサ



カンバル王国編

すごい、すごいぞ、第2巻。
ちゃんとひとつずつ、少しずつ動いてるぞ(^o^)
国と国の思惑、国内の人の思惑、複雑に絡み合って、不可能かと思われた同盟が。

そして、1巻のままでは、ファンタジーと言うより、現実にも通ずる戦争指南書だったけど、事はファンタジーの要素を含んで、大きく動いています。

1つは解決し、新たな問題発生。

しかし、1巻よりすごい興奮する。
だって、話が解決しつつあるんだもん。当たり前だけど(^o^)

しかし、完結しちゃうと寂しいな〜。
もうこの世界には、会えないんだー。

バルサの言葉が、最近読んだ薬丸岳の小説を思い出されます。
(まだ感想ここに書いてないんだけど…)
「わすれてしまうんだよ、人を殺した苦しみを。身体が傷をなおそうとするみたいに、心もさ、傷をとじようと、いろんな言いわけを見つけだしてくる。」
タグ:上橋菜穂子
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2007年07月21日

天と地の守り人 (第1部) 上橋菜穂子

天と地の守り人〈第1部〉
上橋 菜穂子 二木 真希子
偕成社 (2006/11)
売り上げランキング: 1023
おすすめ度の平均: 4.5
3 守り人・旅人シリーズ合流終章
5 バルサ最終章スタート
4 交差する道


天と地の守り人「第1部」はロタ王国が舞台。行方不明の新ヨゴ皇国皇太子チャグムを救出すべくバルサは一人ロタ王国へとむかう…『天と地の守り人』三部作の第一巻。


やっぱりです(^o^)
チャグム探しに、バルサが動きます。

まー、チャグムが見つからない!
そして普通なら、チャグムとバルサ両方の視点で、物語が同時進行していくところを読者は読めるはずが、チャグムの視点が全く描かれないので、バルサのように読者も心配。

そして、これまたやっぱりヒュウゴも登場!

お久しぶりのタンダやアスラまで出てきて、カンバル・ロタ・新ヨゴ・タルシュの国内事情まで出てきて、オールキャストのかなーり壮大な話になっちゃってます。

こんな状態で、あと2巻で終わるのかー??!!

それにしても、神にすがる?チャグムのお父さん…。
ある意味、幸せな人ですね。
神が守ってくれるなんて、信じられて。

まっ、この人がいなければ、「蒼路の旅」がなかったわけで、そうすると対タルシュにおいて、チャグムが間違いをおかす可能性もあったわけだけど…。
posted by 北海道人美和 at 23:41| Comment(0) | 作家別 あ行>上橋菜穂子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

蒼路の旅人 上橋菜穂子

蒼路の旅人
蒼路の旅人
posted with amazlet on 07.06.10
上橋 菜穂子 佐竹 美保
偕成社 (2005/04/23)
売り上げランキング: 15482
おすすめ度の平均: 5.0
5 叙事詩の出発点
5 迷いが無い☆5の作品
5 魅力的な主人公


新ヨゴ皇国皇太子のチャグムは罠と知りながら、祖父トーサと共に新ヨゴの港を出港する。この船出がチャグムの人生を大きく変えていく…罠におちひとり囚われの身となるチャグム。愛する人との別れそしてあらたなる出会い…。

タイトル そうろの旅人なんだけど、そうじと読んでしまう私。

この本が出版されたのが、2005年。
そして、読んだのが今2007年6月。2年もかかってしまった…。
というのも、先月まで出てるの知らなかったんだもん!

4月始めに、図書館の最新刊コーナーに「守り人」シリーズ最新刊発見!!
うわー、久しぶりー!続き出たんだーと、手にとって、何の気なしに見た既刊欄。

???!!!蒼路の旅人??

読んでなーい!!
急いで図書館探すが、ないじゃないか!!

仕方ない、買うか!と思ったら、5月に入った!
何やってるんだか、図書館は(^o^)

旅人シリーズは、チャグム(チャングムと脳内変換してしまう私。ドラマ見てないのに)の物語と言う事で、

チャグムがーーー!!!

チャグムより、読者の私の方が、あまりの展開にあ然…。

で、こんなにスケールの大きい話が、この1冊で終わるのかーと思ったら、当然終わらなかった…。

とにかく読んでの感想は、国って難しい!!

この本を読んでしまった後では、ニュースを見る目(クーデターとか王位継承とか)が違ってきそうです。

それにしても、類は人を呼ぶのか、チャグムの周りには、又頼りになり・頼もしい・気難しい人物が新たに出現。

未来はチャグムにも、新ヨゴ皇国にも厳しいけど、偶然か必然かヒュウゴも北の国にいる。
シュガやバルサもだまっていないはず。
チャグム、頑張れー!!!!

ラストでタイトルの蒼路が出てきたよー!
本はこうじゃなきゃ。

それにしても、新ヨゴ皇国とタルシュ帝国。
日本とアメリカみたい。
ちっぽけでひ弱な国と、強大で貪欲な他民族の国。
タグ:上橋菜穂子
posted by 北海道人美和 at 23:54| Comment(0) | 作家別 あ行>上橋菜穂子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月10日

狐笛のかなた 上橋菜穂子

狐笛のかなた
狐笛のかなた
posted with amazlet on 07.05.10
上橋 菜穂子
理論社 (2003/11)
売り上げランキング: 35055
おすすめ度の平均: 4.5
5 心に響く物語
4 狐の恩返しと切り捨ててはあんまりです。
4 丁寧だが


夕暮れの枯野を火色の毛皮を光らせて駆ける子狐はふしぎな娘に出会った。“あわい”に生まれ、使い魔として生きる野火。“聞き耳”の力を受け継いでしまった小夜。そして、森陰の屋敷に幽閉されている少年小春丸。彼らは、隣り合うふたつの国の、過去の因縁と呪いの渦に巻きこまれていく。孤独でまっすぐな二つの心の物語。

2004/2/20 完読

聞き耳の才がある小夜。
(「さよ」なんだけど、読む時どうしても、「さや」に(^o^) )
初めて人を殺した霊狐の野火。
噂のある森の中の屋敷に閉じ込められている少年、小春丸が出会う。

3年後、市で妙な男、鈴、大朗とも出会い、対立する国同士の呪いに巻き込まれていく。


大好きだー。文句なく最高点。
内容も・表紙の絵も・タイトルも・挿絵も、もー素敵。
図書館に戻すのが、もったいない(^o^) 。
買って一生残したい!
(表紙はスキャンして、残してます(^o^) )


まずストーリーが、最高!!
なんと言っても涙したラスト。情景が浮かぶわー。
そしてこのラストを導き出した親の愛等に感動。
こうでなくっちゃ。

もうこの本はブッシュやイスラエルの人等にも読んでもらいたい。

少なくとも花乃の言葉
「恨みのもとが、まだ見えているうちに。…このまま、殺し、殺されていたら、いつか、なにをしても消せない憎しみが凝り固まっていくだけ」
は伝えたいなー。

そして登場人物が魅力的。主人公の小夜も野火も小春丸も…。
嫌いな人が、いないんだよねー。
小夜なんて、わがまま?少年主人公とは大違いよのー。

とにかく、大お勧めの本なのです。
表紙だけでも、見る価値あり!
posted by 北海道人美和 at 21:30| Comment(0) | 作家別 あ行>上橋菜穂子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月09日

神の守り人 来訪編 帰還編 上橋菜穂子

神の守り人<来訪編>
神の守り人<来訪編>
posted with amazlet on 07.05.09
上橋 菜穂子
偕成社 (2003/01/22)
売り上げランキング: 6828
おすすめ度の平均: 5.0
5 真の正義とは?
5 作者の手腕に拍手
5 帰還編にも期待


ロタ王国建国の伝説にまつわるおそろしき神“タルハマヤ”とタルの民との秘密とは…王家に仕える隠密カシャルたちが遠い昔かわしたロタ王家との約束とは…タルの美少女アスラは神の子か、それとも災いの子か。

2003/08/05 完読

バルサ再登場ー。タンダもいるー。と。

絵が戻っていてホッとしました。
いや、別に特別好きなわけではないんだけど…。
やっぱりシリーズものは統一して欲しいだけさ。イメージ狂っちゃうので。

まだ途中という事で、ながーい導入という感じでしょうか。
なので、それほどの感想はないのですー。
国王兄弟が仲が良いっていいなーとか、ラマウ何考えてる?くらいかなー。

あとアスラの母って、イーハンの愛してた人かしら?って思ったんだけどー。
チキサとアスラが兄弟じゃないとOKなのよね。

さあ、帰還編読もうっと。
タルハマヤの伝説が実際にはどうだったのか。
どうねじれてるのかなー。


神の守り人<帰還編>
神の守り人<帰還編>
posted with amazlet on 07.05.09
上橋 菜穂子
偕成社 (2003/01/22)
売り上げランキング: 6768
おすすめ度の平均: 5.0
5 レベルの高い「読ませる」文章
5 アスラがきめること
5 幼き命護る者


アスラは自らの力にめざめ、サーダ・タルハマヤ“神とひとつになりし者”としておそろしい力を発揮しはじめる。それは、人の子としてのアスラの崩壊を意味していた…はたして、バルサたちはアスラを救うことができるのだろうか。

2003/08/15 完読

うーん、一応話の結末としては、ハッピーエンドを匂わせていて
いいと思うんだけどー。
いまいち…なんだよなー。虚空の旅人がよすぎたせいかも…。

あとがきにはアメリカでのテロのことについて触れられてたけど、あの文章なかったら私は特に感じなかったような。

ま、みんながみんなアスラのように強く行動すれば、あんな事は
起きないかもね。

作者さんは、もう少し登場人物たちと一緒に歩いてくれるそうなので、大喜びです。
バルサはもちろん、タンダ、そして特にチャグムは本当に気がかりなので。
そして今回出てきたシハナ(ライバル?)も今後出てくるのかな?
posted by 北海道人美和 at 21:49| Comment(0) | 作家別 あ行>上橋菜穂子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月08日

虚空の旅人 上橋菜穂子

虚空の旅人
虚空の旅人
posted with amazlet on 07.05.08
上橋 菜穂子 佐竹 美保
偕成社 (2001/07)
売り上げランキング: 2870
おすすめ度の平均: 5.0
5 上橋氏のストーリーテラーぶりに感服しました。
5 チャグム、たのもしい・・・
5 外伝なのにおもしろい。


新ヨゴ皇国の皇太子チャグムが、シュガとともに向かったのは、ヤルターシ海のサンガル王国だった。新王の即位の儀に招かれたのだ。ところが、めでたいはずのお祝いの席で、新王は、傷つけられ、チャグムたちは、はからずも呪詛と陰謀の中に身を置くこととなる。

2003/08/01 完読

ずっと貸し出し中だったので、飢餓状態(^o^) 。
手に汗かいて読み進めちゃいました。面白かったー。
(絵の感じが違うなー。かわいらしい…気のせいか?と思っていたらやっぱり違う方なんですよ。何でこれだけ変えるのだ?)

最初は又、守人を助ける話なのかと思っていたら、ねじれねじれて、最後は現代でも通用するようなお話に(陰謀とか)。
特に政治的にうんぬんかんぬんというのは、興味深いよね。
個人か国かみたいな。
それだけに一般庶民の私は、チャグムやサルーナに肩入れしちゃうんだけど。

チャグムもたくましくなってー。
本当に国王になってくれればいいのだけどさ。
シュガというたくましい味方もいる、そして国外にも。
(チャグムの結婚相手みーつけたと思ったのは、私だけ?)

そしてスリナァは家族に会えたのかな?

これからの物語も、とても気になります。
戦争は起こるのだろうか?チャグムは国王に?
(ラスグはここだけの登場?)

このシリーズは続くのか?(^o^)
終わり方がちょっと暗示的で気になります。
チャグム、シュガ、死ぬなー。
タグ:上橋菜穂子
posted by 北海道人美和 at 01:22| Comment(0) | 作家別 あ行>上橋菜穂子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月03日

夢の守り人 上橋菜穂子

夢の守り人
夢の守り人
posted with amazlet on 07.05.03
上橋 菜穂子 二木 真希子
偕成社 (2000/05)
売り上げランキング: 3213
おすすめ度の平均: 4.0
3 深い・・・
5 一気読みに値する本その3
5 美しく切ない花の夢


人の世界とは別の世界で花をつけ実をむすぶその“花”は、人の夢を必要としていた。一方、この世をはかなんでいる者は、花の世界で、永遠に夢を見つづけることを望んだ。いとしい者を花の夢から助けようと、逆に花のために魂を奪われ、人鬼と化すタンダ。タンダを命をかけて助けようとするトロガイとチャグム、そしてバルサ。人を想う心は輪廻のように循環する。

2003/04/20 完読

人とは別の世界で夢を糧に育つ花。
眠り続ける姪を助けるために、魂を奪われてしまったタンダ。
タンダを助けるためにバルサ・チャグム・トロガイは。

いやいや、忙しいですな、バルサ。
だって、前作からほぼ日にちが経っていない設定のようですよ。
それにしても、第1作の人物勢ぞろいで、うれしかったです。
一年半経っているのかー。
チャグムがかわいそうではあるけれど、いい王になれると思うので頑張って欲しいわー。
良い周りがいるしね。

ま、話の内容は、うーん…だわね。
この倍以上の厚さの、もつれにもつれた人間関係の本を読んでばかりいるので、ちょっと薄い感じがしちゃうねー。

まあファンタジーだからね。ハッピーエンドでよろしかろうという事で。

posted by 北海道人美和 at 20:23| Comment(0) | 作家別 あ行>上橋菜穂子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月02日

闇の守り人 上橋菜穂子

闇の守り人
闇の守り人
posted with amazlet on 07.05.02
上橋 菜穂子 二木 真希子
偕成社 (1999/01)
売り上げランキング: 2460
おすすめ度の平均: 5.0
5 人の心に広がる〈闇〉を
4 先に「精霊の〜」を読んでから!
5 ヒョウルとは?


女用心棒のバルサは久しぶりに生まれ故郷のカンバル王国にもどる。幼い日、カンバル王に父を殺されたバルサは父の親友ジグロに助けられ、生まれ故郷をあとにしたのだった。しかし、ジグロはそのため汚名を着ることになった。バルサはジグロの汚名を命がけで晴らそうとする。野間児童文学賞、産経児童文化賞受賞の『精霊の守り人』の姉妹編。

2003/04 完読

いやいや面白かったでやんの。
闇の守り人=ヒョウル、そしてルイシャの秘密には唖然。
ティティ・ラン等すごく幻想的。水の話より綺麗かも。

しかし陰謀に次ぐ、陰謀。
そんなに簡単に一件落着かーと、思わないでもない。

それにしても、バルサ強すぎ。
もっと実家にいて、技を伝えたほうがいいんでないかい。

さあ、次はなんだろう。またバルサが出てくるのかな?
posted by 北海道人美和 at 23:44| Comment(0) | 作家別 あ行>上橋菜穂子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

「精霊の守り人」上橋菜穂子

精霊の守り人
精霊の守り人
posted with amazlet on 07.02.13
上橋 菜穂子 二木 真希子
偕成社
売り上げランキング: 15000
おすすめ度の平均: 4.5
5 コンキチ&ナターシャの絵本ナビ
5 一気読みに値する本
5 中年女性におすすめ


100年に一度卵を産む精霊〈水の守り手ニュンガ・ロ・イム〉に卵を産みつけられ、〈精霊の守り人〉としての運命を背負わされた新ヨゴ皇国の第二王子チャグム。母妃からチャグムを託された女用心棒バルサは、チャグムに憑いたモノを疎ましく思う父王と、チャグムの身体の中にある卵を食らおうと狙う幻獣ラルンガ、ふたつの死の手から彼を守って逃げることになるのだが・・・
バルサを筆頭に、みずからの運命を呪いながらも逞しく成長していくチャグム、おてんばバアサンの呪術師トロガイ、バルサの幼馴染みのタンダなど、登場人物のキャラクター設定には魅力があふれている。オトナの純愛物語、少年の成長物語としても深い味わいを残す本書は、子どもたちだけのものにしておくには惜しい1冊。

2003年7月27日 完読

水の守り人っていうよりは、ニュンガ・ロ・イムの方が語感がいいなー。

かなり面白い本でした。はまる人の理由がよくわかる。登場人物魅力的。
これからシリーズをザザザと読むつもり。

っていうかこの本を読んで一番初めに驚いたこと。
登場人物の年齢が高い。
バルサが30!!!タンダが2才下。若いのはチャグム位。
一応子供向けの本なので、かなり驚いた。

チャグムは幼いのに、いいですねー。
普通こういうのって、守られて「はいおしまい」なんだけど、この本はチャグムを皆で助けてるって感じだものね。
かなりの成長ぶり。

そして色々なことを知ったチャグムは、いい国王になるでしょう。
いい星読みさんもいることだしね。

しかし星読みが、極悪人でなくて良かった。
もし陰謀めぐらされてたら、大変なことになってたわ。

しかし最後、せつないー。
おまけに登場人物勢ぞろいしないー。
母・父・星読みさんの登場願うわよ。
posted by 北海道人美和 at 23:04| Comment(0) | 作家別 あ行>上橋菜穂子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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