2009年09月11日

楽園 宮部みゆき

「模倣犯」事件から9年が経った。
事件のショックから立ち直れずにいるフリーライター・前畑滋子のもとに、荻谷敏子という女性が現れる。
12歳で死んだ息子に関する、不思議な依頼だった。
少年は16年前に殺された少女の遺体が発見される前に、それを絵に描いていたという―。

土井崎夫妻がなぜ、長女・茜を殺さねばならなかったのかを調べていた滋子は、夫妻が娘を殺害後、何者かによって脅迫されていたのではないか?と推理する。
さらには茜と当時付き合っていた男の存在が浮かび上がる。
新たなる拉致事件も勃発し、様々な事実がやがて一つの大きな奔流となって、物語は驚愕の結末を迎える。

イヤイヤ、やっと借りられた…。(図書館)
見つけた時、やったぜ!って感じ。

それは、ともかく(^o^)



模倣犯と同じで、これのどこが面白くなるんだろうという展開です(^o^)

でも、さすが、レベル7・ファイヤー…のような、超能力者の悲しみを書いている作者。
この本でも、超能力者の気持ちを、思いやってますね。

それにしても…ラストに出て来たことと繋がって、どうなるのだ?
子殺しとか超能力とか。



う〜む、そうだなー。

タイトルの意味は、ラストでわかったものの、何だか特に感慨も…。

そりゃあ、人を殺すのが快感だったら、殺人している間や出来る場所は、楽園でしょうよ。
本人にとってはね。

でね、全て解決。
全ての謎は、わかったわけですけども。

毎年、何人もの子供が、親に殺されてますよね。

子供を殺さなかった親。
子供を殺しちゃった親。
この作品の中だけで言えば、子供を殺しちゃった親の方が、よっぽど世の為人の為に素晴らしいんじゃないかと。

殺人犯・ロリコン。
親が責任もって、××ばいいと思うわけです。
(過激発言なので、伏字…(^o^) )
死刑だって、やりたくない刑務官にやらせないで、「人を殺してみたい」って人にさせればいいんじゃないかと。
それで気のすむ人がいるかもしれないし、気がすまなくてもっと…って思えば、アルバイトに。

一石××だとおもうんだけどな…。


というわけで、よくわからないです。
好きでも嫌いでもない本です。

最後に、救いがあったといえば、言えるんだけど…。


2009年2月21日の感想でした。

楽園 上 (文春文庫)

楽園 下 (文春文庫)
posted by 北海道人美和 at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家別 ま行>宮部みゆき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月07日

模倣犯 宮部みゆき

公園のゴミ箱から発見された女性の右腕、それは史上最悪の犯罪者によって仕組まれた連続女性殺人事件のプロローグだった。比類なき知能犯に挑む、第一発見者の少年と、孫娘を殺された老人。そして被害者宅やテレビの生放送に向け、不敵な挑発を続ける犯人――。が、やがて事態は急転直下、交通事故死した男の自宅から、「殺人の記録」が発見される。事件は解決するかに見えたが、そこに、一連の凶行の真相を大胆に予想する人物が現れる。死んだ男の正体は? 少年と老人が辿り着いた意外な結末とは? 宮部みゆきが“犯罪の世紀”に放つ、渾身の最長編現代ミステリ。

上 2003/09/12 完読

今まで色々な本を読んできているのに…犯人が誰か知りたくてたまらないのに…全然読み進められない私。
上手く言葉には出来ないけれど、それはあまりにも悪意(?)に満ちているから…。
自分の大事な部分が本を読むにつれてどんどん穢されていくよ
うな…。

映画のメイキングなどを見て、少しの知識は持っていた私。
見てはいないんだけど…。
読み進めていくうちにまず第一に思ったのは、キャスト大丈夫だったの?
どう考えても、主要登場人物を演じた3人の俳優の年齢に違和感が。
あとはこの登場人物が多くて、込み入っている話が上手く映画に収まったの?
ある意味、今一番見てみたい映画です。

この本を読んでいると何度も怒りが湧き上がってくるんだけど、
最初に怒ったのはホテルのフロントの対応だよ!
事情を知らなかったとしても、ホテルのフロントがこんな事言うでしょうか?
「全く教育がなってない」と、真剣に憤ってしまった…。

そして樋口めぐみ…。この娘って…。

まだまだ話は続いてる…。すごく読みたい…。
図書館の返却期限もすぎた…まずい…。
でもいまだになかなか読み進めない私です。


下 2003/09/28 完読

読み終わりました。
長かった…枚数だけじゃなくて、気持ち的にも。
後半はもう目が離せなくて、すぐ読んじゃったけど、そこに行くまでが。

読み終わった感想は、うーん難しい。ただ号泣しました。
でも今までのとは違って、登場人物に感情移入した上での涙のようです。

まず滋子…。これは昭二との関係もだけど、その前がもっと。
これは多分滋子と同じで「上手くいった」と安堵したからのような。
見ていない人の為に、詳しくは言えんけどさ。
やー、ここは本当に名場面。

そして先生…。本当に良かった、先生には間に合った…。

公園でのおじい。
それまでの態度から考えると、これは本当に涙。
今現実世界でも言われているけど、被害者の家族のケアも大事ですね。

ラストは親子。

畳み掛けるような、涙・涙で。
読んだ後、居間に下りていった私を見て両親は気遣ってくれました(^o^)

本を読んで犯人を知っている私には、理解できない心の動きとかもあった。(高井妹とかね)
もしこの本が通常と同じように犯人が伏せられていたら、私はどうだったんだろう。ピースを信じたろうか…。

ちなみに私はピースの過去も知りたいんだけど、それって思う壺子さん?なのかな、やっぱり。


映画のちょこっと感想
模倣犯
模倣犯
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おすすめ度の平均: 2.0
1 (T_T)が〜〜〜〜〜ん。
5 簡単そうに見えて1番難しいのは・・・・。
1 本来なら星−3つくらいが・・・


模倣犯、映画見ました。
事前に本も映画も見た人から「全然違うものと心得よ」と言われてたんだけど…。

感想は「なんじゃ、こりゃー(怒)」。
本を読んでるからここははしょられてるとか、話の流れもわかったけど、知らない人が見て理解できるものだろうか?
某主役のアイドルさんの演技も、さすがな魅力のないピースぷりだったし。

かなーりがっかり。

ラストも何じゃそりゃ、何を言いたいんだ?だし、ピースのラストのCGはありゃ何?
あんな事って実際に出来るものなんでしょうか?
首が飛んで、周りに降りかかるのが血じゃなくて灰?腕時計だけ飛んできた?うーん、かなりの謎でした。
っていうか、ありえなくて、笑っちゃう(^o^)

模倣犯〈上〉
模倣犯〈上〉
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宮部 みゆき
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5 代表作
4 とりあえず上巻のみの感想
5 超大作

模倣犯〈下〉
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宮部 みゆき
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おすすめ度の平均: 4.0
4 総合点は高いが…
4 ☆4個なのは、上巻で。
4 重くて長い
posted by 北海道人美和 at 00:20| Comment(0) | 作家別 ま行>宮部みゆき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月06日

ブレイブ・ストーリー 上下 宮部みゆき

ブレイブ・ストーリー(上) ブレイブ・ストーリー(下)

おだやかな生活を送っていた男の子に、突然、両親の離婚話がふりかかる。家を出た父を連れ戻し、再び平和な家族に戻りたいと強く願う少年が向かった先は、運命を変えることのできる女神の住む世界「幻界(ヴィジョン)」だった。5つの「宝玉」を手に入れ、女神のいる「運命の塔」を目指す彼を待ち受けるものとは!? トカゲ男にネコ娘、火を噴くドラゴン。コミカルなキャラクター勢とともに、次々と沸き起こるトラブルを乗り越え、少年は強くたくましくなってゆく。

上 2004/9/18 完読

まー、ぶ厚い本ですよ。持ちにくいったらありゃしない。

冒険ファンタジーという事で、いったいいつ別世界行くんだよーとのほほんと読んでたら、さすが宮部さん。どどーんと内容がヘビーに。

いやー、まさしく2時間ドラマかなんかでよく見る場面なんだけど、子供の視点から見ると、本当に悲しいですね。

私は物語当初から、母親が気に入らなくてね。
人を蔑んでる所なんか、特に。
居酒屋=水商売って所なんか、笑っちゃいましたからね。

それでも、対決の場面ではかわいそうだなーと。
だいたいね、何であんたが来るのさっと。
それから虐待って…確かめもしないで(^o^)
虐待っていうなら、あんたの存在そのものが虐待だしね。
例えだまされて結婚したにしろ、それから1児を作ってるし、別れるのはだんななのに何ででしゃばって来るんだよと。
勝ち誇りたかったんだろうけど…。
私は、こういう事を解決できない男は嫌だねー。
どちらも意地になってるんだろうけどねー。

それにしても、私は経験無いんだけど、こんなに子供の前で失言しまくるんでしょうか?
「子供の前でやめてください!」って色々な場面で何度も言うわりには、動かしもしないのよね。

幻界では、何だかあっさりと頼もしい仲間も出来て…。

さあ、下なんですけど、これからどうなるの?
映画「ネバーエンディング・ストーリー」みたいに、それでこの子の為にいいの?みたいなラスト?
半身って誰の?何で二人出合った?この世界このまま?
大松香織は何にも関係なし?(もしかして女神?)
ミツルって大丈夫か?とか…気になりまくりー!

下 2004/9/20 完読

昨日のほとんどの時間を費やして、読めました。
今腑抜け状態。
また新しい本を読める気持ちになるのは、いつになるやら。

「尽きせぬ感動のなみが押し寄せる、和製ファンタジーの大傑作!」

本当にそうでした。
家族に心配されるくらい、集中して読みましたわ。
この本に、最大級の賛辞を送ります。

心配していた冒険の結末も、大丈夫でした。

ただただ、この冒険を忘れちゃうのは惜しいし、戻ってきたポイントが!
確かに戻るのはここなのだろうけど、冒険を忘れてしまったら、決断した気持ちもいつか忘れるのじゃあないかしら?
わかっちゃいるんだけど、やるせないです…。

そしてカッツ…泣きました、私は。
家族の前で、突然泣きましたとも。

そして、ロンメル隊長。
実は私、彼の目が宝玉かと(^o^)
消えたときには、魔族かよー!と。
千年後には、是非幸せに…。

ラストは本の重要部分。
ここで、私の評価が変わる時があります。
この本はパーフェクトですわ。ここでまたじわじわときたもん。

………………………………

ヴェスナ・エスタ・ホリシア。
再びあいまみえる時まで。
幻界に、現世に。
人の子の生に限りはあれど、命は永遠なり。
posted by 北海道人美和 at 23:42| Comment(0) | 作家別 ま行>宮部みゆき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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