2007年09月29日

Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパーク7 石田衣良

振り込め詐欺グループVSマコト連合軍。絵画商法の“ヴィーナス”に恋をしたオタク青年、少年放火犯VS連続放火魔、マコトの俳優デビューとタカシの危機…。刻々と変化するストリートで、生き残りをかけた若者たちの「いま」を描く新世代青春ミステリー。


Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7
石田 衣良
文藝春秋 (2007/04)
売り上げランキング: 9838
おすすめ度の平均: 3.5
4 寂しいかな・・・
4 格差社会
3 平凡これに尽きる


・要町テレフォンマン
(振り込め詐欺の話。変幻自在の声音を持った少年が、振り込め詐欺団から抜けたい。)
人の才能なんて、わからん。
新しいメディアを通してでなければ、効力を発揮できない変わった才能もある。
今のフリーターやNEETにも、実は何かあったりしてね。

・詐欺師のヴィーナス
(絵画商法、デート商法)

・バーン・ダウン・ザ・ハウス
(少年放火犯vs連続放火魔)
これが1番泣ける話。
特に13才少年ユウキ(自宅を放火)の言葉。
「悪いことをする人の中でも最低の人間は、なにが起きたか、誰を傷つけたか、決して自分で見ようとはしない人間なんだ。」
その通り!少年犯罪のバカたちに教えたいよ。
同じ少年犯罪でも、この子は違う!
ちゃんと被害者に謝りに行く勇気を持っている。身内だけど(^o^)

・Gボーイズ冬戦争
(マコトの俳優デビューとタカシの危機)
Gボーイズのナンバー2が、キングに襲われた!?戦争に?
残念ながら、京一のようには頭が働かず、1話限り。
タカシ、危機でもなんでもなかったぞ!
しかし2人の友情が。

それにしても、この事件の真犯人。
…わかりません。(^o^)
事件が思い出せません(。>0<。)
こっそり何巻って書いておいてくれれば、読み直すのにー。

しかし、IWGP、またドラマ化しないかなー?
キングは、良い復帰作になると思うんだけど。
さすがにもう、長瀬と妻夫木の共演は無理なのか?
妻夫木のサルは、出番いつも少ないから、特別出演でどうですか!?
posted by 北海道人美和 at 20:17| Comment(0) | 作家別 あ行>石田衣良 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月30日

反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5「石田衣良」

反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5
石田 衣良
文藝春秋
売り上げランキング: 6025
おすすめ度の平均: 3.5
4 繊細なテーマです
3 面白いだけじゃない
3 うーん。



続発する集団自殺を、呼びかけるネットのクモ男、風俗スカウト事務所の集団レイプ事件、中国の死の工場を訴えるキャッチガール…ストリートの今を鮮やかに切り取る新世代青春ミステリー。

4つの短編(上の3つ+伝説のスターのロックミュージアム詐欺)なので、サクサクサクっと、読んでしまいました。

しごく真っ当に真表の世界を生きている私は、まるでノンフィクションのようにこの本を読んでいるんだけど、今回も深刻なのに、何だかすっきり・あっさりと事件が解決しちゃいます。

いつも思うんだけど、この本でのマコトと周りの人の関係が好きなんだよなー。

しかし、名前が売れてきていますね。
ボランティアでって…。大変だ。
posted by 北海道人美和 at 23:14| Comment(0) | 作家別 あ行>石田衣良 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月25日

石田衣良「ブルータワー」

ブルータワー
ブルータワー
posted with amazlet at 05.07.25
石田 衣良
徳間書店 (2004/09/16)
売り上げランキング: 49,056
おすすめ度の平均: 3.81
4 ブルータワー その名も青の塔(そのまんまw)
5 いやー久々にキタ
4 やや陳腐



もんのすごく感動しました。全てにおいて。

末期がん患者の主人公。ここからどんな物語があるのさって思っていたら、あれよあれよと。

話はセブンス・タワーに似ていると思います。
(セブンス・タワーの感想は、後ほど…別サイトにあるので)
外には住めず(住んでいる人もいるけど、迫害)塔の内部で生活。塔の高さで階級、差別。
ファンタジーではあるけれど、まさに現代社会でも似たような事はあるわけで。
また外に住めない原因が、ありそうなんだよなー。

ラストは超ハッピーエンドです。
なんで妻に渡すんだよーっ、とか、何で治るんだよーとかいうちょこっとした不満はあるけれど。
何よりラストのココとの会話が泣き。(ボディーガードも生きてたし)
(実は、ラルフ・イーザウの「盗まれた記憶の博物館」も同じような設定でした。
その本でのガラスの・・・とは、ラスト悲しい別れがあったのですね。
その思いがあったので、何だか優しいラストにホロッと来てしまったのです。
興味ある方は、「盗まれた記憶の博物館」読んでみて!)

そして話の感動に輪をかけたのがあとがき。
9.11について
人間の悪や残酷さを見たとき、ぼくたちはそれと
同じ数だけきっとある光と優しさに目をむける必要があります。

2度目のロンドンでの爆破テロの速報を聞きながら、あとがきを読んだのでいっそう感動しました。

そして同じくあとがきにあるエドモンド・ハミルトンの「スターキング」という本を探したい!
posted by 北海道人美和 at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家別 あ行>石田衣良 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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