2013年02月24日

ラスト・イニング あさのあつこ

新田東中と横手二中。運命の再試合の結末も語られた、ファン待望の一冊、ついに文庫化!
高校生になって野球を辞めた瑞垣。
巧との対決を決意し、推薦入学を辞退した門脇。
野球を通じ日々あえぎながらも力強く変化してゆく少年たちの姿を描いた「ラスト・イニング」他、「空との約束」「炎陽の彼方から」を収録。
永遠のベストセラー『バッテリー』を、シリーズ屈指の人気キャラクター・瑞垣の目を通して語った、彼らのその後の物語。


イヤイヤ、くせもの瑞垣。

実際、野球部のない進学校に入っちゃったから、野球再開するのには……転校?!
なんて思ってたら、そうきたか〜。
イガグリクリノスケ吉貞とも、また一悶着ありそうですね(^o^)

ネタバレ

それにしても、高1のコーチなんて…。なんとも…。
知ってる人が見れば、適材適所なんだろうけど…。

そして門脇の選択が…。
確かに、高校→大学じゃない、ドラフトでもないけど、考えるだに、恐ろしい…。


瑞垣の物語ということで、家族関係もわかるけど…

海音寺、ピ〜〜〜ンチ!!!(^o^)

しかし、まだ会ってないんだよ。

でもさー、将来考えると、おかしくって。
海音寺が、弟?!(^o^)


そして、ちい兄ちゃんとのよび方。
ひとつ屋根の下かいっ!!!(^o^)

2009年2月23日の感想でした。

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2009年09月02日

バッテリー6 あさのあつこ

「おれでなくても、投げられるか?」
風が吹いて、花の香が濃くなる。小さな緑色の鳥が一羽、枝の間から飛びたった。
おれがキャッチャーでなくても、おまえは投げられるか。ピッチャーであり続けられるか。
豪を見つめ、わずかに息をすいこむ。豪の視線は微動もせず、真正面から巧をとらえていた。
『バッテリー』シリーズ、ここに完結。

いや〜〜〜〜〜(。>0<。)
バッテリーが、終わっちゃったぁ〜〜〜。
試合が、始まったばっかりなのにー(^o^)


しっかし、いいわぁ〜、青春。
やっぱり子供には、勉強より運動だと思うの、私。
両方出来れば、なおいいけど。
子供いないけど…私(^o^)

バッテリーという物語が終わることも寂しいけど、
(だって、まだ中学生だよ。高校野球、プロ野球、オリンピック、WBC、メジャーリーグ…。
いざとなれば、キャプテン翼のように…(^o^) )
巧(私の中では、どうしてもダルビッシュ)にも豪にも吉貞にも瑞垣にも海音寺(私の中では、駒大苫小牧佐々木主将)にも野々村にも門脇にも東谷にも沢口にも…

もう会えないのねぇ〜(。>0<。)

よく高校野球とかで言うじゃん。
「試合の結果より、もっとこのメンバーでやりたかった」とか「このメンバーでやれてよかった」とか。
私も団体競技をしていたことはあったけど、そこまでの思いを感じたことはなかった。

でも、ほんとだ。
もしこのメンバーの中の誰かのその後の物語が描かれたとしても、全く同じじゃないんだ…。
巧の年齢はいいけど、海音寺や瑞垣の同級生は、高校が別になっているだろうし。

こういう(うれしい、楽しい、寂しい、悲しい、辛い)気持ちを知っているから、部活していない若者に、世間の目は厳しいのかね…(^o^)


これ高校野球の話じゃないんだけど、いっちゃえ!(^o^) って感じ。

そして、瑞垣、海音寺、野々村、吉貞って、監督とかコーチにも、いいよねぇ〜〜。


2009年2月14日の感想でした。

バッテリー〈6〉(教育画劇の創作文学)
あさの あつこ
教育画劇
売り上げランキング: 163684
おすすめ度の平均: 4.0
5 彼らと一緒に一年を過ごしました
3 うーん
5 最終巻 
5 世界が閉じないままーーー心の中に残って
3 風と光を感じる小説
タグ:野球
posted by 北海道人美和 at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家別 あ行>あさのあつこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月27日

バッテリー 5 あさのあつこ

「なにがほしくて、ミットを構えてんだよ」言ってみろよ。本当のことを言ってみろ。先が見えないほどしんどいことをなぜ、やってる。なぜ、もどってきた。なぜ、逃げださない。本当の理由を言ってみろよ。
知りたいのだ。豪がつぶやいたように、本当はどういうやつなのか、まるごとの豪を知りたいのだ。それは、たぶんマウンドにいては、わからない。想いを目の前の相手に伝えたい。どういう言葉を使ってでも伝えたい。

む・むずかしい!
巧の考えてる事や言いたい事が、わかるようでわからない…。

思春期だから?
私が女で、主人公が男だから?
でも、作者女性で…。

話がすすまなかったわけじゃない。
救いようのない話でも、ハッピーエンドでも、暗くも、明るくも…ない。


とにかく、続きが読みたい…。
試合は、どうなるのか…。
1人1人の気持ちは、どうなるのか…。


2009年1月30日の感想です。

バッテリー〈5〉 (教育画劇の創作文学)
あさの あつこ
教育画劇
売り上げランキング: 198684
おすすめ度の平均: 4.5
5 瑞垣の物語
2 読んでて楽しくない。
5 読んでしまった
5 危ういバランス・・・
5 三歩あるいて二歩さがり

タグ:野球
posted by 北海道人美和 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家別 あ行>あさのあつこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月30日

バッテリー 4 あさのあつこ

「戸村の声がかすれて、低くなる。『永倉、おまえ、やめるか?』身体が震えた。ずっと考えていたことだった…」強豪校・横手との練習試合で打ちのめされ、敗れた巧。キャッチャーとして球を捕り切れなかった豪は、部活でも巧を避け続ける。監督の戸村はバッテリーの苦悩を思い決断を告げる。キャッチャーを吉貞に―と。同じ頃、中途半端に終わった試合の再開を申し入れるため、横手の天才スラッガー門脇と五番の瑞垣が新田に現れるが!?

※注意です。(^o^)
この本は、読む場所に気をつけてください。
渋い顔になって、ニマニマして…。
変態だと思われる可能性が…(^o^)


勝手に始まった練習試合。
さあ、はじまるぞ!どうなる?と思って、開いたら

…季節が変わってる…

なんだ、この重く暗い空気は…。


そして試合の経過が、わかるんだけど…。
ライバル角脇秀吾の幼なじみで、5番の瑞垣俊二。
こ…こいつ…こういう方が怖い…。
門脇のわかりやすい性格より。

海音寺、野々村同様、味方にすると心強いけど、敵にはしたくないタイプだな。
巧が一生忘れない男だし。


それなのに、こーんな雰囲気なのに、吉貞が登場すると、一転お笑いになって、ニヤニヤ笑いが止まんない。
乗ってるわけじゃないのに、クールな巧が加わると、漫才か!って感じのかけあいになっちゃってるし。
なんだか、くだらないことでよく笑う
That's 中学生!って感じ。


豪の迷いと悩みだらけみたいな巻だったから、最後の三角ベースと食事の楽しいこと…。
(最初は嫌だったけど、豪のお母さんも良い人だ!ま、それ言ったら、オトムライもすごいけど)
なんか良いね、やっぱり。
スポーツを通しての、友情って…。

それにしても、吉貞&瑞垣。ベラベラペラペラ!
芸名(勝手に)イガグリクリノスケ&ヒョータン
最強ですね!
笑いがおさまりません!(^o^)
変なバラエティー見るくらいなら、この本読んだほうが、笑えるかも。

こりゃMANZAIって小説が書けるよ、と納得。

それにしても、青波は天然…。
おじちゃんって…(^o^)

バッテリー〈4〉 (教育画劇の創作文学)
あさの あつこ 佐藤 真紀子
教育画劇
売り上げランキング: 140058
おすすめ度の平均: 4.0
5 このシリーズの中では最高です
4 文庫化するまで待つか、悩んでます?
3 この落差は何?
4 こんな中学生、いいよ!!
5 瑞垣氏の発言にクラクラの4巻!


文庫↓
なんと
三歳の巧を描いた文庫だけの書き下ろし短編「空を仰いで」収録。

何で、そんなことするかなー(`へ´メ)
両方買えっていうのかね…。
バッテリー〈4〉 (角川文庫)
タグ:野球 漫才
posted by 北海道人美和 at 00:07| Comment(0) | 作家別 あ行>あさのあつこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月11日

バッテリー 3 あさのあつこ

なあ、豪。おまえは、どうなんだ。
勝利をみんなで喜びあうことも、敗北をいっしょに悔しがることも、仲間と心が通じあうことも、まとまったいいチームになることも、なんの意味もない。
そう、思わないか。
整列後、マウンドへと走る。
雲のわずかなすきまから、光がおりてくる。
マウンドの数歩手前で、巧は足を止めた。
一歩一歩を確かめてマウンドを踏む。スパイクの下の感触を味わう。
世界の中心がここにある。シリーズ第3弾。

巧が、相変わらずです(^o^)

でも、なんだかちょっとうらやましいです。
こうやって、どんなに反発されても、我を通せるなんて。
それに、野球を通して、全部ではないにしても、理解してくれる人がいるから。

やっぱり、バッテリーは、野球スポ根小説(^o^)
巧がどんなに理解できなくても、試合が始まれば…。
小説が動けば、それはもう大興奮で目が離せない。

なにより、巧と豪以外の一人一人の選手が描かれだすと、ルンルン♪
キャプテンの3年海音寺(いなくならないで〜(。>0<。))、2年時期キャプテン元キャッチャー野々村、1年肩の良いライト菊野、1年ホームランの沢口。

う〜む、う〜む、どんどん期待が、期待が。
高校じゃないけど、

めざせ、甲子園!!!(^o^)

バッテリー〈3〉 (教育画劇の創作文学)
あさの あつこ 佐藤 真紀子
教育画劇
売り上げランキング: 22234
おすすめ度の平均: 4.0
1 うそつき
4 流れが変わった?
5 はまるぞ!
5 なんで!?
5 読んで見る価値あり

↓単行本表紙
バッテリー 3 (角川文庫)
posted by 北海道人美和 at 23:24| Comment(0) | 作家別 あ行>あさのあつこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月21日

No.6 4 あさのあつこ

NO.6の治安局員に連行された沙布を救うため、紫苑とネズミは「人狩」に乗じて、矯正施設の内部へと潜り込む。
彼らを待ち受けるものは、「生」か「死」か?
何も知らなかったのは、おれのほうなのか。あの眼、あの動き―殺られる…。紫苑、あんた何者なんだ?


矯正施設への、準備中。
ラストで、やっと、やっと、入ります。

長かった準備。
映画やテレビなら、5分くらいだよね?!

ある意味、ここまでは順調かも。
何の小細工の必要も、なかったもんね。

これから何をされるのかは、わかってるようで…。

そして紫苑って何なの?!
雲行きがっ!!!


No.6 (#4) (YA!ENTERTAINMENT)
No.6 (#4) (YA!ENTERTAINMENT)
posted with amazlet at 08.06.21
あさの あつこ
講談社
売り上げランキング: 5507
おすすめ度の平均: 4.5
2 ぼちぼちめんどうになってきた
5 紫苑って...
5 すごい!
4 早く次を!
4 えぇ?!面白いよ、これ!!
posted by 北海道人美和 at 23:19| Comment(0) | 作家別 あ行>あさのあつこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月31日

バッテリー 2 あさのあつこ

中学入学直前の春休み、原田巧は父の転勤で新田市へ来た。
巧は地元の少年野球チームの捕手・永倉豪と出会い、最高のバッテリーになることを確信する。
そして、四月―。
自分の直球に絶対的な自信を持つ巧は、野球部の先輩や顧問の反発をかう。弱小といわれた野球部をベスト8までひっぱっていった監督であり、徹底した生徒指導をおし進める教師・戸村真の圧力に対し、自分たちの自主性をとり戻そうとする生徒たち。
巧も自分の直球を信じ、豪や仲間の信頼と弟・青波の存在を支えにして、マウンドに向かう。
自分自身でありつづけるための挑戦が、いま始まる。


バッテリー〈2〉 (教育画劇の創作文学)
あさの あつこ 佐藤 真紀子
教育画劇 (1998/04)
売り上げランキング: 19903
おすすめ度の平均: 4.0
1 面白くない。
5 自分の中にいる巧に会える。
5 お勧め!


バッテリー〈2〉 (角川文庫)
↑これは、文庫の表紙。弟の青波だね。

まさか、こんな展開とは…の2巻。

ただ思うのは、この本を読んだ時、現役中高生は共感するの?という事。

今回私は、主人公巧に共感できず。
なぜあんなに、全てのものに、つっかからなきゃいけないの。
母親同様、これからの巧が心配です。


私自身、中学では本当に素直でした。
だから、嫌いな先生の悪口を、聞こえるように言って、目の敵にされたり。
私を集団で無視したから(いわゆるいじめってやつ)、別にいいやって思って、集団を無視していたら(1人でだよ!)、私がいじめてるって親に報告されて。
(いやー、びっくりしたのなんのって。もちろん私がいじめられてるんだけど…とは言ったけどね。
先生なんて、そんなもんよねー)

あっ、書いてたら、巧みと同じ位か(^o^)

そんなもんなのかな、中学生って。
posted by 北海道人美和 at 23:57| Comment(0) | 作家別 あ行>あさのあつこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

「バッテリー」あさのあつこ

バッテリー
バッテリー
posted with amazlet on 07.04.22
あさの あつこ
角川書店 (2003/12)
売り上げランキング: 1073
おすすめ度の平均: 4.5
5 なんかすごい!
5 映画版 バッテリー
3 ゆるさと暗い側面


そうだ、本気になれよ。関係ないこと全部すてて、おれの球だけを見ろよ。
中学入学を目前に控えた春休み、父の転勤で岡山の県境の街に引っ越してきた巧。ピッチャーとしての自分の才能を信じ、ストイックなまでにセルフトレーニングに励む巧の前に同級生の豪が現れ、バッテリーを組むが…。

仲良しこよし、楽しいだけの子供版野球小説(ライバルがいて、勝った負けたの)かと思ったら、大間違い。

自身満々・才能もある野球少年が主人公だけど、弟が病弱だからか、決して親との仲は良くない。
というか、親はこの子の事、知ろうとしてない。
野球を一緒にする事になるだろう友達も、まだ中学生にもならないのに、塾があるからと反対されてたり。

読んでいて思うのは、親子って難しいなー。
なんで子供の神経を、逆なでするような事言うかなー?って思うけど、きっと私も当人ならそうなんだろうな。
まだ親になっていない私は、もうこの子達とはかなり年が離れちゃっているんだけど、子供目線でも親目線でも読めるので、複雑です。

確かに、野球で将来食っていけるのは、何万分の一。
ある意味、東大はいるより大変かも。
だから、子供の将来を考えて、勉強=塾なんだよね。よーく、わかる!

現に、この本の中でも、元甲子園出場の球児が出てくるけど、今は普通の人。

でも、子供のときくらい、野球やらしてやれよ〜!

とっても高校野球が注目されているこの頃。
なんか、切なくなります。

薄い本で字も大きい、でも立派な人生の1ページを見たのでした。
これから、どうなるんだろう…。
posted by 北海道人美和 at 20:02| Comment(0) | 作家別 あ行>あさのあつこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月29日

「No.6(3)」あさのあつこ

No.6 (#3)
No.6 (#3)
posted with amazlet on 07.01.28
あさの あつこ
講談社
売り上げランキング: 12766
おすすめ度の平均: 4.5
5 守られる立場から、守る立場に。
5 もぉ・・・大好きです・・ホント・・・。
5 浅いから深い。


おまえさんの負けだよ。ここじゃ、守らなきゃならないものを持っちまったやつは生き残れないのさ。そういうおまえも、無事に春を越せるのか……。
「西ブロック」でイヌカシに仕事を紹介された紫苑。「NO.6」の研究員に連れ去られた沙布。紫苑の母・火藍からの緊急メッセージを受け取ったネズミはその事実を紫苑に隠す。ネズミの心の葛藤……。彼らは成功率がほとんどない仲間の救出に向かうのか?それとも……。疾走する近未来サバイバル小説 待望の第3弾!

沙布がさらわれた事を知ったネズミ。
どうする?どうなる?と思っていたけれど、あとがきにあったように、派手な展開も謎解きもなく、ほとんど話が進んでいない?状態で終わってしまいました。

でも、私はだからこそ、この本は いいな と思います。
だって友人がさらわれて難攻不落の施設にいるらしい…。
そんな時どうします?
死に行く訳ではなく、助けに行くのだから、情報も準備もして行くはずなんですよ、リアルなら。
映画や、大人向けの小説ならそうじゃないかな。

しかし、子供向けの小説やファンタジーとなると、必ずあっさり助けに行って、あっさり助かって、おしまいなんですよ。

この本は、そんな事はなかったですね。
なので、また気になるところで終わっちゃいました。

紫苑・ネズミにも味方?が出来て、母親にも味方ができ…。
面白くなってきました。

それにしても、聖都市No.6と西ブロックの関係が、どうしても今現在の発展途上国との関係にだぶってしまいます。
そういう意味では私も、聖都市に住む、何も考えず、疑念も挟まず、従事する、頭も心も不要の、五十万の群れなのかも。
posted by 北海道人美和 at 00:04| Comment(0) | 作家別 あ行>あさのあつこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月28日

あさのあつこ「NO.6#2」

NO.6(ナンバーシックス)#2
あさの あつこ
講談社 (2004/02)
売り上げランキング: 869
おすすめ度の平均: 4.67
4 潔癖に闇雲に
5 痛いくらいの純粋さ
5 ”無知”の少年、”暗裏”を知る少年


近未来サバイバル小説第2弾。
聖都市「No.6」のエリート候補生から一転犯罪者として逃亡中の紫苑。
ネズミの言った「すべてを知ってもなおNo.6に帰りたいならオマエは敵だ」の真意は?


深い・深すぎる。
物語は架空の世界だけど、将来の地球のような気がするし、している事は今の時代と変わらないような気がする。
何かを変えてみたい(平和とか)って思っている人が読むには、ちょっと辛いと思う。
何巻まで続くかわからないけれど、納得の行く・ただの作り話でしょ的ではない終わり方ができるのかな?

内容的には、色々ありました。
ただ1番心に残ったのは、あとがきなんです。
話を読み終わって、このあとがきを読んで、頭の中では911やテロ、飢餓の映像などがぐるぐる回って「ウウウウ…(。>0<。)」ときました。

長いけれど、一部引用させてもらいます。
(まずいかなー?まずかったら削除します)

この物語のこのページを読んでくださっている今、みなさんの周りにはどのような風景がひろがっているのでしょうか。
戦争は、飢餓は、世界は、どうなっていますか。殺戮は続いていますか。憎しみは溢れたままですか。嘆きは満ちたままですか。
みなさんは、希望という言葉を信じていますか。わたしは信じたいと思っていました。この世界はまだ修復できる。人は武器を捨てることができる。いつか…。
若い人たちに向かって物語を書くことは、希望を語ることに他ならない。絶望の中からは何も生まれてこないはずだ。
わたしは、ずっとそのように思い、その思いに従順に容易く希望を語ってきました。



ネズミが紫苑に投げつけた辛辣な言葉の数々は、そのまま私自身に突きつけられた刃であり、突き刺さってくる針でした。
そう、わたしは何も知らないまま、知ろうとしないまま、ここまで生きてきたように思います。身体に病はなく、明日の食べ物を憂うこともなく、ロケット弾や地雷に吹き飛ばされる危険など微塵も感じることなく生活しています。少し退屈だけれど平穏な生活を愛しんでいます。それはそれでいいのだろうけれど、その平穏な生活の表層をめくったとき、そこは遠い異国の地での戦争や飢餓にとても密に繋がっていることを見ないわけにはいかなかったのです。
個人は必ず国と繋がり、国は必ず世界と結びついています。切り離すことはできないのです。そのことにやっと、気がつきました。



それは、国家というものの醜悪さ、人間の脆さ、自分自身の狡さに焦点をしぼり、そこから視線をそらさないということでしょう。
そして、やはり最後に希望を語りたいのです。安易にへらへらと耳障りのいい萎えた言葉ではなく、自分を賭けた言葉でぼそぼそとでもいい、この手でつかんだ希望を語ってみたい。



今、24時間テレビを放送しています。この本もたくさんに人の目に触れて欲しいな!
(昨日のSmaSTATIONでのオードリー・ヘップバーンの特集。短くても凝縮されていて感動した)
posted by 北海道人美和 at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家別 あ行>あさのあつこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月31日

あさのあつこ「NO.6#1」

NO.6(ナンバーシックス)#1
あさの あつこ
講談社 (2003/10)
売り上げランキング: 3,134
おすすめ度の平均: 4.67
5 信頼と尊敬と嫉妬
4 次回作が楽しみ
4 この夏読書を考えてる方に。




2013年の理想都市「NO.6」。
エリート居住区にすむ紫苑(シオン)は12歳の誕生日の夜、
特別警戒地域から逃走した少年・自称ネズミと出会う。
その瞬間、紫苑の人生はリセットされた。待つのは破滅……!?



見ーつけちゃった、面白い本。1日で読みました。
すぐ図書館行って、続き借りてこようっと。

設定は何だかよく聞きますね。
私がこういう話が好きなせいかもしれないけど。

タイトルの「NO.6」も何か聞き覚えがあるなーと思ったら↓でですね。
9番目のムサシ (1)
9番目のムサシ (1)
posted with amazlet at 05.07.31
高橋 美由紀
秋田書店 (1996/09)
売り上げランキング: 72,766
おすすめ度の平均: 4.33
4 浮世離れ
5 爽快!
4 世界を動かす16歳エージェント。その正体は・・・。


もうねー、とにかく面白いですわ。
まず謎がたくさんあるので、とにかく読み進めたいのです。
ネズミの正体、紫苑(僕の地球を守ってで振り仮名なしで読める)のこれから、
ハチは何?黒幕誰?????がいっぱい。
posted by 北海道人美和 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家別 あ行>あさのあつこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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